最終更新:2018年5月8日
水槽クーラー。
夏場の水温管理を完璧にこなす最終アイテム。
値段が高いことや電気代、設置の難しさなど、
ハードルが高いアイテムでもあります。
でもね・・・
実はハードルは高くないものだったりします。
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水槽クーラーの電気代
まず最初に気になること。それは水槽クーラーの電気代ではないでしょうか?
自分が使っている機種の最新モデルで計算してみます。
ゼンスイのZC-100αの場合
消費電力112W×8時間(8時間運転/日として)
=0.9kW×25円=1日22.5円
22.5円(1日)×30日=675円/1ヶ月
500~700円/1ヶ月
水槽クーラーは常に動いている訳ではなく、
設定温度より水温が上昇すれば都度冷却し、
冷却完了すれば待機状態となるので、
実は運転時間としては少ないんです。
上記計算では1日8時間稼働としましたが、
実はもっと少ないです^^
断続的に稼働しないので概算ですが、
感覚的に1日延べ3時間程度と思います。
実は簡単な水槽クーラーの設置と配管
水槽クーラー導入のハードルを高くしているのが設置の難しさ、配管の難しさだと思います。
これは「難しい」ではなく「難しそう」なんです。
設置自体は実は難しくないのですが、一点注意として
外部式フィルター利用が条件となります。
外部式フィルターとは・・・
↑こんなフィルターです。
この条件さえクリアしておけば実に簡単です。
外部式フィルター環境はこんな感じですね。
水槽クーラーの設置方法としてはフィルターと
水槽(出水パイプ)の間に中継させる形となります。
こんな感じの接続となります。
水槽クーラーの接続はたったこれだけ。
簡単でしょ?
ただ、外部フィルターや水槽クーラーなど
機器が接続され、そこに水が循環するわけ
ですから、メンテナンスでフィルター掃除
などの際、取り外しや水抜きなどが
大変そうですよね・・・
そこでメンテナンスを手軽に簡単にする
ための工夫を紹介します^^
水槽クーラー接続にはダブルタップがオススメ
水槽クーラーを設置した際、フィルターの掃除などメンテナンスの時に配管(ホース)を外す必要が
出てきます。
その際クーラーとフィルター間の水を抜かないと
水浸しなんてことも起こりえます。
そこで活用するのがダブルタップ。
これをどう活用するかというと~
フィルターと水槽クーラーの配管に
ダブルタップを接続することで、
取り外しや設置、メンテナンスが
劇的に手軽で簡単になります。
このようにダブルタップを使って接続します。
メンテナンスなどクーラー取り外しの際は
ダブルタップを下記のように外して
接続するだけでOKとなります。
このように、水槽クーラーにもダブルタップを
利用しておくことで、フィルターやクーラー
取り外しの時など、ダブルタップで簡単に
取り外すことが可能となります。
水槽クーラー取り付けの際は是非ダブルタップを
活用することを強くオススメします。
水槽クーラーの選び方
水槽クーラーにはペルチェ式とチラー式の2種類の方式が存在します。
ペルチェ式水槽クーラー
冷却効率が低いため電気代は高めになりますがサイズを小型にすることが可能です。
そのような背景から、比較的低価格で45cm水槽
程度まで対応の小型水槽用クーラーが多いです。
ペルチェ式水槽クーラー = 小型水槽用
チラー式水槽クーラー
冷蔵庫と同じコンプレッサーで冷却します。冷却効率が高いので電気代は安くなります。
とにかく安定して冷却できるので、特に60cm以上
の水槽に対してはチラー式を選択することが
一般的となります。
例えば水槽が30cmキューブなど60cm以下でも
チラー式であればキャパが広くなるので、
結果的に電気代も安く余裕で運用できます。
チラー式水槽クーラー = 小型から大型水槽まで
水槽クーラーの選定条件
個人的な考え方ですが、水槽クーラーは値段が高く
何度も買い替えするものではありません。
また水温管理する要であり、生命線になるワケで、
機械(モデル)の信頼性、メーカーサポートの
安心度なども高く考慮しておくべきと思います。
- モデルとメーカーの信頼性
- 対象水槽のサイズと冷却方式
この2点が考慮するポイント。
メーカーの信頼性で、自分がオススメするのが
ゼンスイというメーカー。
こちらは水槽クーラーとしてトップブランド。
メンテナンスもしっかりしてくれて対応も早く、
安心できるメーカーです。
もし迷ったらゼンスイのクーラーにしておけば
まず間違いないと断言できます。
以上を踏まえ、オススメのモデルとしては
チラー式水槽クーラーならこちら。
|
かれこれ数年使っていますが故障歴無し!
しかもその数年間は年中連続稼働ですから
信頼性は高いです。
30cmキューブとか60cmレギュラー水槽に
使う水槽クーラーならZC-100α一択で
間違いないでしょう。
ホント安心して使っています^^
ペルチェ式水槽クーラーならこちら。
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小型水槽には丁度良いと思います。
何といっても2万円を切る価格帯でゼンスイの
クーラーですから。
ちなみにこのモデルは冷やすだけでなく、
温める機能もあるので、水槽内にヒーターが
不要になるメリットもあります。
30cm以下の小型水槽で小規模に使うとすれば
自分ならこのゼンスイのTEGARUを使います。
何といっても信頼のゼンスイですから。
あとがき
アクアリストにとって夏の水温対策は悩みの種。そんな悩みを解消してくれるのが水槽クーラー。
水槽クーラーの導入というと何かと
ハードルが高く思われがちですが、
この記事を読んでもらって、少しでも
ハードルを低く感じて頂ければ幸いです^^
あと水槽クーラーの選び方。
- ペルチェ式水槽クーラーは小型水槽用
- チラー式水槽クーラーは60cm以上用(小型水槽もOK)
導入予算に余裕があればチラー式一択に
されれば長い目で見て間違いなしです。
アクアリウムの機器の中でも費用対効果が
一番高いと実感したのが水槽クーラーです。
初期費用は少々高いですが、少し無理してでも
導入して絶対に損はしないものと断言できます!
いつでも水温を一定に管理できるということは
水質の安定、生体や水草の健全な育成につながります。
水槽クーラー導入は精神衛生上良いんです^^
この記事で水槽クーラー導入を検討している方の
背中を後押しさせて頂きます\(^o^)/
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ゼンスイ、チラー式、ダブルタップ設置、、、φ(..)
返信削除導入するときの参考に致します♪
ちなみに、うちでは部屋を1日中カーテン締め切り、ファン24時間稼働で乗り切ろうとしてます(;・∀・)
今年はなんとか乗り切れそうですが、カーテン開けたいし、来年には導入したいですね~(;^ω^)
>せい@藍色さん
削除この3つは是非とも覚えといてくださいね。
水槽クーラーで間違いない方程式ですので(・ω・)ノ
ファンは水位や水温変動でソワソワしますよね(;^_^A
カーテン閉めっぱなんて・・・
アクアリストって何かと水槽中心に生活が振り回されている。
アクアあるあるでしょーか(*´▽`*)